通販で松阪牛を買う際に意識したいこと1．相場とかけ離れすぎていないか

本物の松阪牛には、しっかりと相場があります。以下は100gあたりの相場です。

• ・すき焼き用で3,000～7,000円
• ・ステーキ用で3,000～8,000円
• ・焼肉用で2,000～5,000円

相場にも誤差はありますが、これらの相場からかけ離れていないかどうかを確認してください。特に大幅に安い場合は注意が必要です。あまりにも安すぎる場合、偽物を扱っている可能性があります。

通販で松阪牛を買う際に意識したいこと2．「松阪牛」としての証明書がついているか

松阪牛は日本三大和牛であり、ブランド牛です。松阪牛として認められるためにはいくつかの条件があります。それらをクリアした松阪牛には、認められたことの証拠である「松阪牛証明書」「松阪牛シール」が発行されます。
これは店舗で直接扱っている場合でも、通販で取り扱っている場合でも変わりません。証明書やシールが確認できない松阪牛は偽物の可能性が高いです。

通販で松阪牛を買う際に意識したいこと3．信頼できるお店であるかどうか

松阪牛としてのブランドの信頼維持を目的としているアクションをしているかどうかを確認してみてください。
例えば、「松阪肉牛協会」に加盟しているかどうかは、お店を選ぶ際の一つの判断基準です。協会員証や松阪肉販売店指定証の有無を確認し、加盟しているお店で買うようにしましょう。また仕入れもとを記載しているお店であれば、偽物ではないと判断できます。

1．品質基準を確認する

松阪牛には、歩留等級と肉質等級の2つの品質基準があります。これら2つの品質基準を合わせて、肉質は判断されています。

・歩留等級…赤身の多さ

A：標準よりよい

B：標準

C：標準より悪い（劣る）

生体から骨・内臓などを取ってから加工した肉に優劣をつけて判断しています。

・肉質等級

肉質等級は「脂肪交雑（サシがどのように入っているか）」「肉の色沢」「締まり具合とキメの細かさ」「脂肪の色沢・質」の4つを判断し、1～5までで評価されます。

いわゆる「A5」と呼ばれる肉は歩留等級も肉質等級も最高ランクであるため、かなり品質のいい肉であることがわかります。また、松阪牛には希少性が高い「特産松阪牛」というグレードも存在しているのが特徴です。

兵庫県産の子牛を導入し、松阪牛の生産区域内で900日以上肥育した牛を特産松阪牛としています。牛を900日以上もの長い間肥育するのは難しくコストもかかるため、熟練の農家でしか育てられません。生産頭数が限られているため、松阪牛の中でも特別な牛です。

2．実店舗の有無

松阪牛の通販サイトを利用する際は、できるだけ実店舗があるお店を選んでください。実店舗があるということは、直接お店に足を運んで松阪牛を買っている人がいるということです。また、実店舗はお店の評判がダイレクトにあらわれるため、ユーザーからの評価がわかりやすいです。
実店舗があるお店なら、通販でも安心して松阪牛を入手いただけるでしょう。