1．ヒレ肉のカロリー

ヒレ肉は100gあたり130kcal程度です。脂質は4.8g、糖質は0.3gで、タンパク質は100gのうち20g程度だとされています。

牛肉の部位の中でもタンパク質が多いため、ヒレは筋肉量を増やし代謝アップを目指す食生活に取り入れたい食材です。また糖質が少ないため、糖質制限ダイエットをしている方にも人気です。筋肉量をしっかりと増やし、効率的に代謝アップを図るならぜひヒレに注目してみてください。

2．ダイエットとヒレ肉

ヒレ肉はタンパク質量が多いことで筋肉量を増やし代謝アップが期待できます。食物繊維と一緒に摂取することで腸内環境も整い、むくみや冷えの改善効果も期待できるはずです。

他にもダイエット中のヒレ肉で気を付ける点は以下のとおりです。

・1日に食べる量に気を付ける
ヒレ肉の食べすぎると消化不良になる恐れがあります。脂身による胃もたれ、消化不良によるお腹が張る感覚が特徴です。あまり内臓に負担をかけすぎないように、食べる量は適正量をお楽しみください。

・食べるタイミングは朝か昼
夜は活動量が一気に減少するため、食事の内容次第でそのまま脂肪に蓄えられていきます。朝や昼など活動量の多い時間帯に食べることで、効率よくエネルギー源にできるはずです。

3．ヒレ肉はステーキが人気

ヒレ肉の調理方法として人気なのが、ステーキです。ヒレは脂が少ないので、ステーキにすると赤身の味わいがダイレクトに感じられます。脂が少なくても柔らかいのがヒレの特徴です。ヒレであれば子どもでも飲み込みやすく、高齢者であってもかみやすいでしょう。

1．ロースの特徴

ロースは、牛の体の中心部にある部位です。筋肉質でキメも細かく、霜降りが入りやすい部位として知られています。赤身と脂身のバランスがとれており、上品で濃厚な旨みが特徴です。

2．ももの特徴

ももは、背中の後ろからお尻にかけてある部位です。動かすことが多い部位なので、脂はそれほど多くありません。赤身が主な部位なので、お肉本来の旨みが味わえます。
ももは内ももと外ももに分けられており、ロースと比べると少し硬めです。

3．肉質は好み次第

しゃぶしゃぶをする際、ロースにしようかももにしようか悩んだ際は好みの肉質を選んでください。
柔らかくて脂身の甘さも存分に味わいたいならロース、赤身が好きで少し食べ応えのあるお肉が食べたいならももを選びましょう。

もちろん、どちらも用意して気分に合わせて食べたり、食べ比べて部位の違う美味しさを味わったりすることで、よりしゃぶしゃぶが楽しめます。